安心して活用できるエネルギー確保のために

二酸化炭素排出、そして温暖化など。現在主流となっている化石燃料には、世界中の人間一人ひとりが向き合うべき大きな課題が伴っています。私たちは、こうしたエネルギー活用による環境負荷軽減のための答えのひとつこそが「再生可能エネルギーの活用」、簡単にいうなら「自然のチカラを生活のチカラ(電力)に変えて活用する取り組み」に他なりません。

自然現象がもつ力を高効率で活かすことができれば、これまでエネルギー産業が抱えてきた大気汚染や温暖化という課題から解き放たれることができます。これから先、数十年、数百年、そして数千年の先に生きる私たちの子孫のために。そして笑顔があふれる地域の未来のために。再生可能エネルギーのひとつとしての風力発電は非常に重要な意味を持つということができます。

地域の新たな産業として

現在、秋田県は深刻な人口過疎の問題を抱えています。その原因のひとつと考えられているのが、若者世代が活躍できる有効な職場が少ないことがあげられます。そこに再生可能エネルギー、特に今後振興が予定されている風力発電をしっかりと産業化させ、定着させることができれば、地域の若者たちに良質な仕事を提供することができるようになるのです。

秋田県では更なる導入拡大を図り、港湾区域や一般海域での洋上風力の実現に向けた取り組みをしています。 こうした雇用創出と地域活性化の面から見ても、秋田県にとって風力発電は非常に重要な産業になると考えられます。

世界の牽引者育成に寄与可能

今後、風力発電をはじめとする再生可能エネルギーは、日本全国はもちろん、世界でも必要不可欠な産業になっていくと予測されます。この産業の黎明期に当たるいま、関連する技術者をしっかりと育てていくことは、次の世代を担う若者たちに世界への扉を開くことになるのです。

いま、エネルギー活用の問題は日本だけではなく、世界の人々が手を取り合って向き合っていかなければならない問題となっています。その牽引役を、私たちの故郷から輩出することができるかもしれません。そのためにも、いまあらゆる努力を惜しんではならないのです。SGWINDJAPANはこうした思いを胸に、風力発電に関わるあらゆるメンテナンス事業と真摯に向き合ってまいります。